野球のグラブはポジションによってサイズが細かく規定されていますが、重量に規定はなく、色なども自由に選択することが可能になっています。また左利き用の左グラブも販売されており、その左グラブも右利きと同様に多種のものが用意されています。 ですがポジションごとにグラブには明確な違いがあり、自分の得意なポジションを選択するうえで、用途に合ったグラブを用いることが必要になります。
投手の場合
投手用のグラブには、他のポジションとは異なる点が見受けられます。特徴としてはポケットの部分が深く、また網目に隙間がない、もしくは少ないものが多くなっています。投手は投球前にボール握った手を窺えなくし、球種を相手打者に読まれないようにする配慮が必要となるため、ボールを完全に隠せるように、ポケットが深く作られています。 また、投手のタイプによっても差異があり、速球を持ち味とする投手は重みを利用するために重量のあるものを利用することが多く、変化球を主体としたコントロール重視の投手は、フィールディングをしやすくするために小さく軽めのものを選択することが多くなっています。
捕手の場合
捕手は捕手用のグラブを使用するよう規定されており、形状も他のポジションとは異なる、丸く大きな形をしています。1日に100球以上のボールを捕球する必要があるため、ポケットの部分は非常に厚く作られていることが特徴としてあります。 近年は微妙に変化するストレートを得意とする投手もおり、その変化に素早く対応するため、以前に比べ小型化したグラブを選択する捕手が多くなっています。
内野手の場合
内野には4つのポジションがあり、内野手用のグラブとはいっても、そのポジションごとに明確な違いが見られます。 ファーストミットは他の内野手からの送球を確実に捕球するためにポケットが深く作られており、ウェブの部分が長く作られていることが特徴です。 セカンド用は捕球から送球までの移行を素早くこなすためにポケットの浅いものが多く、また操作性を重視するのに、他のポジションと比べて小さく軽いものが主流となっています。 ショート用は強い打球の処理とセカンド同様、操作性の高さが求められるため、セカンドと比較して厚めの、しかし他のポジションよりは軽いものが多くなっています。 サード用は内野手のなかで最も強い打球を処理するために深いポケットを持ち、また内野手用では一番大きなグラブとなっています。
外野手の場合
外野手用のグラブはフェンス際の打球やフライをしっかりと捕球できるよう、縦に長く大きなものが多く用いられています。 サイズとしては内野手のものより比較的大きめで、基本としては外野の全てのポジションにグラブは共通したものとなっています。
各地では、めっきり春らしい天気が続いている今日この頃ですね。
プロ野球はキャンプも終わり、すでにオープン戦も残りわずかとなっていて、ファンにとっては3月25日の開幕が待ち遠しいばかりです。
今シーズンはセリーグは監督の平均年齢がグッと若返り、また新監督も多く、楽しみなシーズンとなりそうです。
さて、明日からは高校球児の憧れ、春のセンバツ高校野球選手権大会が開幕されます。
当店の地元からは、敦賀気比高校、福井高校の2校が出場します。北信越の中で福井県から2校同時出場は3年ぶりのことです。
昨年のセンバツ大会優勝の敦賀気比高校はもちろん、福井高校ともに期待が膨らみます。ぜひ、頑張ってほしいと思います。
明日から11日間にわたり繰り広げられる熱戦が楽しみです。
staff:Y
3月16日、当社はお陰様で70周年を迎えることができました。
これもひとえにお客様ひとりひとりが長きにわたりご愛顧いただいていることと、心より感謝申し上げます。
これからも益々、よりよい商品をお客様にお届けできるような店舗を目指して、社員一同日々精進してまいります。
何卒これからもご愛顧、ご利用いただきますようお願い申し上げます。
本日16日(水)13:00~23日(水)12:00まで、
創業70周年記念企画開催中です!
この機会にぜひお買い求めください。
Staff:Y
「自分だけのオリジナルグラブ、ほかの人とは違うグラブを持ちたい」
そのような話をお客様によく聞きます。誰も持っていないような野球グラブを使いたいのであればオーダーメイドでグラブを作ることができます。
自分だけのグラブを作る
カラーバリエーションが豊富にあり、何色もの革を使って作ることができるため、人とは一味違ったオリジナリティ溢れるグラブに仕上がります。また、試合や練習でも目を引くこと間違いなしです。ただし、オーダーメイドは、注文の仕方によっては大変高額な物になってしまうことがあります。
簡単に既製品をオリジナルグラブに変身させたいなら、グラブに刺繍を施すことによって、世界に一つだけ、自分だけのグラブに生まれ変わります。
既製品のグラブに刺繍加工をするショップは、全国には多数あると思います。ショップによって糸のカラーバリエーションの数や、文字書体の種類が様々ですので、まずはどのような刺繍をグラブに入れるのか、文字や刺繍位置、カラーなどを自分なりにシュミレーションし、それをお店に伝えることが重要です。
メッセージなどを入れることも可能
過去にあった加工例では、一番よく入れられている刺繍として、自分の名前があります。その他、チーム名や背番号、好きなメッセージなども入れられます。日本語だけではなく、英語や記号などでも入れることができます。
また、刺繍を入れる場所も選択することができます。グラブ平裏や土手部など(グラブに手を入れる場所)が一般的ですが、親指部分に数字や名前を入れることもできます。ただし、グラブによってはスペースの関係で文字数や大きさなどが限定される場合があるのでショップの方に事前に確認や相談するとよいでしょう。
刺繍はすべての既製品グラブにできるわけではありません。キャッチャーミットやファーストミット、ライナーバック仕様のグラブなど、できないものもあります。また、中学・高校硬式野球、少年軟式野球など、ルール規則上、刺繍を施すことは禁止となっていますので、ご注意ください。(※平裏など一部の箇所は可能な場合もあります。刺繍希望の場合は相談するとよいでしょう。)
グラブ袋にも刺繍を
大切ななグラブを保管しておくグラブ袋にも刺繍を入れてみましょう。名前やチーム名、背番号、好きなメッセージなどを刺繍すれば、毎日使うものだけに愛着がわき、グラブを大切に使用する気持ちが生まれてきたり、刺繍されているメッセージを見て、気持ちが高まることでしょう。
野球やソフトボールなどをする場合、ポジションがキャッチャーだった場合は、専用のキャッチャーミットを使用する必要があります。
キャッチャーミットは独特の形をしています
キャッチャーはポジションの中で最も球を受けることと、唯一しゃがんで球を受けるポジションというような理由から、キャッチャーミットは他のポジションのグラブとは違う独特の形をしています。
種類も、硬式用、軟式用、ソフトボール用、ジュニア用などがあり、それぞれに対応したキャッチャーミットを使用する必要があります。硬式用は軟式用と比べてボールが硬いため、他のミットと比べてやや頑丈に作られています。
横型のタイプと縦型の2種類の形
ミットには大きく分けて、横型と縦型の2種類の形があります。横型のミットは、構えた際に親指の部分が地面と平行になります。ポケットを親指先端に設定することができ、横に広くポケットを使うことができることが特徴となります。
縦型のミットは、構えた際に親指の先端が斜め上を向きます。ウェブ中央にポケットを設定することができ、ポケットを縦に広く使うことができることが特徴となります。最近の商品の傾向としては、フォークやスライダーなど縦に変化する変化球を受ける機会が増えたため、横型のタイプに比べて縦型のタイプを好んで使用する人が多くなり、メーカーより発売される製品も縦型のタイプが多くなってきています。
子どもの成長に合わせて、体に合っているものを
ジュニア用のキャッチャーミットの特徴については、大人用の物に比べて軽量・コンパクトということになります。素材も大人用と同じく革製となります。ジュニア用の場合はキャッチャーミットは、ファーストミット同様、サイズはワンサイズ展開ということが多いです。
ミットによっては手が合わない場合などもありますので、手口調整や守備用の手袋などをはめて調整が必要になってくる場合もあります。
サイズ調整をしてミットの特性を上手く使いこなすことが大切です。
子どもの手が大きくジュニア用では入らない場合は、サイズが合えば、一般用(大人用)のキャッチャーミットを選択してもよいでしょう。その場合、ミットの操作がスムーズにできるかどうかがポイントとなります。
ソフト用は捕手・一塁手兼用モデルも!
ソフトボール用のミットには捕手専用モデルと捕手・一塁手兼用モデルがあります。いわゆるキャーストミットと呼ばれるものです。
ソフトボールのキャッチャーミットの特徴は、硬式や軟式のミットと比べて、親指と小指の部分が薄く作られています。
外見からはキャッチャーミットかファーストミットなのか区別がつかないくらい似ています。
捕手専用モデルは手口がベルトで調整できるようになっているものが多く、スライディングなどから手を守るため手の甲の部分が覆われています。
捕手・一塁手兼用モデルはほとんどファーストミットと変わらない形です。
チームで捕手もファーストもという方には兼用モデルがお勧めです!