道具の達人

刺繍入りで世界に一つだけのグラブ

2016-2-28

「自分だけのオリジナルグラブ、ほかの人とは違うグラブを持ちたい」

そのような話をお客様によく聞きます。誰も持っていないような野球グラブを使いたいのであればオーダーメイドでグラブを作ることができます。

 

自分だけのグラブを作る

カラーバリエーションが豊富にあり、何色もの革を使って作ることができるため、人とは一味違ったオリジナリティ溢れるグラブに仕上がります。また、試合や練習でも目を引くこと間違いなしです。ただし、オーダーメイドは、注文の仕方によっては大変高額な物になってしまうことがあります。

 

簡単に既製品をオリジナルグラブに変身させたいなら、グラブに刺繍を施すことによって、世界に一つだけ、自分だけのグラブに生まれ変わります。

既製品のグラブに刺繍加工をするショップは、全国には多数あると思います。ショップによって糸のカラーバリエーションの数や、文字書体の種類が様々ですので、まずはどのような刺繍をグラブに入れるのか、文字や刺繍位置、カラーなどを自分なりにシュミレーションし、それをお店に伝えることが重要です。

 

メッセージなどを入れることも可能

過去にあった加工例では、一番よく入れられている刺繍として、自分の名前があります。その他、チーム名や背番号、好きなメッセージなども入れられます。日本語だけではなく、英語や記号などでも入れることができます。

また、刺繍を入れる場所も選択することができます。グラブ平裏や土手部など(グラブに手を入れる場所)が一般的ですが、親指部分に数字や名前を入れることもできます。ただし、グラブによってはスペースの関係で文字数や大きさなどが限定される場合があるのでショップの方に事前に確認や相談するとよいでしょう。

刺繍はすべての既製品グラブにできるわけではありません。キャッチャーミットやファーストミット、ライナーバック仕様のグラブなど、できないものもあります。また、中学・高校硬式野球、少年軟式野球など、ルール規則上、刺繍を施すことは禁止となっていますので、ご注意ください。(※平裏など一部の箇所は可能な場合もあります。刺繍希望の場合は相談するとよいでしょう。)

 

グラブ袋にも刺繍を

大切ななグラブを保管しておくグラブ袋にも刺繍を入れてみましょう。名前やチーム名、背番号、好きなメッセージなどを刺繍すれば、毎日使うものだけに愛着がわき、グラブを大切に使用する気持ちが生まれてきたり、刺繍されているメッセージを見て、気持ちが高まることでしょう。