道具の達人

ジュニア用軟式グラブの選び方

2016-2-24

野球では、軟式野球と硬式野球がありますが、小学生では軟式野球をする子どもが圧倒的に多いです。中学生になると硬式野球に進む子もいます。ここでは小学生のジュニア用グラブ選びについて紹介します。


小学生のジュニア用軟式グラブの選び方

まずグラブ選びをする際、メーカーや色、サイズやポジション、値段などを考慮して決めます。革のグレードがよい商品や、限定商品などは値段も高く、通常商品でも価格は10,000円前後程度が目安となります。

毎日の練習や試合などで使用するものなので、しっかりとしたグラブを選ぶのがポイントです。種類はたくさんありますが、メーカー品で、ある程度のグレードのものであれば大丈夫でしょう。

しかし、一番大切なのは手の大きさにあっているか、身長に対してグラブの大きさはどうかということです。手の大きさにあっていないと、グラブが抜け落ちたり、グラブの開閉が上手にできないこともあります。

 

 ジュニア用軟式クラブのサイズ選び

子供用のグラブのサイズ表記はメーカーによっても違いますが、SSサイズ~LLサイズまであります。おおよその目安は、

・サイズSS 身長120cm以下(小1~小2年生向け)

・サイズS 身長120~135㎝(小1~小3年生向け)

・サイズM 身長130㎝~145㎝(小2~小4年生向け)

・サイズL 身長145~155㎝(小4~小6年生向け)

・サイズLL 身長155㎝以上(小5~小6年生向け)

となっています。

またSSよりも小さい幼児向けのサイズを展開しているメーカーもあります。

あくまでもサイズは目安となりますので、実際に手にはめることができるのなら、手に付けて試すのが一番です。

身長が大きくても、ポジションによっては小さいグラブをはめることもあります。例えば内野手のように素早い動きが要求されるポジションでは大きいグラブは扱いにくい場合があります。実際に守るポジションや手にフィットするグラブを選ぶことが一番大切となりますので、サイズはちゃんと手にあったものを選びましょう。


守るポジション別にグラブを選んでみましょう

少年野球ではポジションが決まっていないことが多いので、オールラウンド用を購入することが多いと思います。むしろメーカーでは、すべての商品がオールラウンド用表記といってもいいほどです。しかし、最近ではプロモデルなどが販売されていて、ポジション別のグラブを展開していることもあります。

内野と外野であったり、内野であってもショートとサード、セカンドでは、微妙にグラブの大きさが違ったりします。

守るポジションによってグラブを選ぶのも一つの選択肢となるでしょう。

 

最後に注意点として、グラブは大きさや形が似ているものがたくさんあります。ジュニア用でも軟式野球とソフトボールがあります。ボールの大きさが違うように、グラブのポケット部分が違いますので、種類を間違えずに購入しましょう。お子様が少年軟式野球をするなら、ジュニア用軟式グラブを選びましょう。