少年野球から硬式用まで、キャッチャーミットの種類と特徴
2016-2-24
野球やソフトボールなどをする場合、ポジションがキャッチャーだった場合は、専用のキャッチャーミットを使用する必要があります。
キャッチャーミットは独特の形をしています
キャッチャーはポジションの中で最も球を受けることと、唯一しゃがんで球を受けるポジションというような理由から、キャッチャーミットは他のポジションのグラブとは違う独特の形をしています。
種類も、硬式用、軟式用、ソフトボール用、ジュニア用などがあり、それぞれに対応したキャッチャーミットを使用する必要があります。硬式用は軟式用と比べてボールが硬いため、他のミットと比べてやや頑丈に作られています。
横型のタイプと縦型の2種類の形
ミットには大きく分けて、横型と縦型の2種類の形があります。横型のミットは、構えた際に親指の部分が地面と平行になります。ポケットを親指先端に設定することができ、横に広くポケットを使うことができることが特徴となります。
縦型のミットは、構えた際に親指の先端が斜め上を向きます。ウェブ中央にポケットを設定することができ、ポケットを縦に広く使うことができることが特徴となります。最近の商品の傾向としては、フォークやスライダーなど縦に変化する変化球を受ける機会が増えたため、横型のタイプに比べて縦型のタイプを好んで使用する人が多くなり、メーカーより発売される製品も縦型のタイプが多くなってきています。
子どもの成長に合わせて、体に合っているものを
ジュニア用のキャッチャーミットの特徴については、大人用の物に比べて軽量・コンパクトということになります。素材も大人用と同じく革製となります。ジュニア用の場合はキャッチャーミットは、ファーストミット同様、サイズはワンサイズ展開ということが多いです。
ミットによっては手が合わない場合などもありますので、手口調整や守備用の手袋などをはめて調整が必要になってくる場合もあります。
サイズ調整をしてミットの特性を上手く使いこなすことが大切です。
子どもの手が大きくジュニア用では入らない場合は、サイズが合えば、一般用(大人用)のキャッチャーミットを選択してもよいでしょう。その場合、ミットの操作がスムーズにできるかどうかがポイントとなります。
ソフト用は捕手・一塁手兼用モデルも!
ソフトボール用のミットには捕手専用モデルと捕手・一塁手兼用モデルがあります。いわゆるキャーストミットと呼ばれるものです。
ソフトボールのキャッチャーミットの特徴は、硬式や軟式のミットと比べて、親指と小指の部分が薄く作られています。
外見からはキャッチャーミットかファーストミットなのか区別がつかないくらい似ています。
捕手専用モデルは手口がベルトで調整できるようになっているものが多く、スライディングなどから手を守るため手の甲の部分が覆われています。
捕手・一塁手兼用モデルはほとんどファーストミットと変わらない形です。
チームで捕手もファーストもという方には兼用モデルがお勧めです!