子供に向いている練習用バットの選び方とあると便利なもの
2016-4-6
子供が野球を始めた場合には、最初に基本になる正しいフォームなどを練習によってしっかりと身に付けることが肝心になります。打撃の練習には素振りを行いますが、毎日行うことで正確なバッティングフォームやスイングを身に付けることができます。素振りをするためには練習用のバットを用意すると良いでしょう。毎日素振りを行う際、子供の場合は特に楽しく練習を行うように配慮しないと続けることができないという理由から、試合用のバットは使用せずに練習用の物を用意して使うことをおすすめします。試合用のバットを選ぶ際には体に合った適切な長さや重さの物を選ぶことが肝心になります。長さは、腕の付け根から指先までの長さを測り、その長さに1・3を掛けた数字が体に合った適切な長さの目安となります。重さは、バットを握り先端を軽く振ってみた時に、重さで腕や上半身の筋肉が張るようでしたら、それは体に適していないことになります。それよりも少し軽い物を選ぶようにしましょう。練習用のバットでは試合用の物を選ぶ時よりも少し長めで軽いものを選びます。なぜなら、最初から筋力のない子供に試合用の重いバットを持たせて素振りを始めても、うまくスイングができず、練習そのものが楽しくなくなってしまう恐れがあるからです。軽いバットを使うことで、素早いスイングをすることができることによって練習が楽しくなり、自主的に素振りを行うようになる可能性がでてきます。練習用のバットには金属製の物より木製の物が向いています。竹でできた物がありますが、竹は素振りをした際に芯を外すとしびれるという特徴と、ヘッドが重いため、その重みを利用したスイングを繰り返していくことによって正しいフォームを身に付けることができます。また、丈夫で折れづらいということと、金属製の物のようにボールを打った際に響く音がないために、毎日の練習や夜間の練習にも向いています。バットを振る練習を行う際にはバッティンググローブも用意するとバッティングに役立ちます。素手のままで毎日一生懸命に練習を行っていると、手にマメができてしまい練習の効率が低下してしまう恐れがあるということと、手に力が入りやすくなることで手に汗をかき、汗のためにバットがすっぽ抜けてしまうようなことがあるなどといった事故や怪我に繋がる恐れが考えられます。スムーズで安全に練習を行えるように、バッティンググローブを使用することをおすすめします。