道具の達人

力が弱い人向けのバットの選び方のポイント

2016-4-8

野球を始める時に、大切なのは道具選びです。特に、自分に合ったバットを選ぶのがとても重要になります。
特に、自分は力が弱いと感じている人は、どんなものを選んだら良いのか迷うことでしょう。
そこで、力が弱い人は、どんなものを選んだら良いのか、選び方のポイントをご紹介します。
まずは、バット自体の重さについてです。
力が弱い人は、バット自体の重さが重いものを選ぶことがポイントになります。力が弱いからと、軽いものを選ぼうとする方が多いですが、実はその逆で、力が弱い人ほど、重いバットが必要になります。というのも、力の弱い人が軽いバットを使用すると、ボールの勢いにバットが負けてしまうからです。力が無い人ほど、重みを利用してスイングすることが大切になるので、重めのものを選んで下さい。
次に、バランスを見ます。力が弱い人は、重心が根元に近い、ニアーバランスやミドルバランスと呼ばれているタイプのものを選んで下さい。重心が根元にあると、重さ自体も、実際よりも軽く感じて楽にスイングすることができます。重心が根元にあるものは、握る部分(グリップ)も太くなっている場合が多いです。重心を先にもっていかないよう、根元に重心を持ってくるために太くなっているのです。
逆に、握る部分が細くて、重心が先の方にある、トップバランスと呼ばれるものは、スイングするのに大きな力が必要になるので、力の弱い人にはあまりおすすめしません。重心が根元に近く、グリップが太めのものを選びましょう。
最後に、長さを見ます。力の弱い人は、長めのものを選ぶことが大切です。
力の弱い人の多くは、重心を自分の手元に近づけて、スイングする時に軽く感じるようにするため、バットを短く持とうとします。しかし、短く持ってしまうと、外角が届かなくなる可能性があります。
ですから、わざと少し長めのものを選び、それを短く持って重心を手元に近づけることで、スイングも楽にでき、外角が届かなくなることも防げるようになります。
力の弱い人のバットの選び方のポイントは、重さの重いもの、根元に重心のある、太めのグリップのもの、長さの長いものを選ぶことにあります。以上の選び方のポイントを踏まえて、しっかりと自分に合ったバットがどれかを見極めるために、選ぶ際はしっかりと手に持って眺めてみて、実際にスイングをしてみて、合うかどうか確かめましょう。
そして是非、ぴったりのものを手に入れて下さい。