道具の達人

ソフトボールや少年野球用のグラブを選ぶコツ

2016-4-8

ソフトボールや少年野球に用いるグラブを選ぶうえで、見るべきポイントがいくつかあります。軟式球を使う少年野球だから、ソフトボールだからといって適当な選択をしてしまえばプレーに影響し、当人が野球やソフトボールを嫌いになってしまう要因ともなりかねません。そうならないために、使用する本人に合ったものを選んで購入し、プレーすることが必要になってきます。
まず、野球、ソフトボールともに重要なのは、使う本人の手のサイズを知り、そのサイズに合ったグラブを購入することが肝要になります。小さすぎるグラブは問題外ですが、大きすぎるものもプレーするうえで支障となり、捕球に悪影響を与えてしまう場合があります。そのため、グラブを購入するうえでは通販などを利用するのではなく、実際に店頭などで手にはめ、きちんと手のサイズに適したものを選択しなければなりません。少年野球においてはグラブのサイズはほぼ同じものとなっていますが、手の大きさ、長さなどで購入すべき対象が異なってくるため、サイズを考慮することが必要になります。また対象年齢によって使用すべきサイズも明記されているので、店頭で店員などに詳しい話を聞き、購入することが賢明といえるでしょう。また、女性にはレディース用と呼ばれる、野球、ソフトボールのためのグラブも販売されているので、一般用と比較して購入するのも1つの選択肢といえます。
そして選択するうえで重要な要素となるのは、本人の得意とする、またはつきたいと考えているポジションを考え、それに合わせたグラブを購入することになります。少年野球、ソフトボールにおいてもポジションによって適した形状があり、その用途に合わせることが的確なプレーをするうえで肝要になってきます。特に形状が異なっているのはキャッチャー、ファーストであり、この2つのポジションはグラブが規定によって定められているために、キャッチャーとファーストでプレーしたいのであれば、目的のグラブを購入しなければなりません。また、規定では定められてはいませんが、内野手用、外野手用では、形状が微妙に異なってきます。ゴロの捕球、捕球からファーストへの素早い送球が必要になる内野手用は小さく、軽いものが主体であり、フェンス際での捕球、高いフライの捕球をしなければならない外野手用はボールを捕球するポケットの部分が深いものが主体となっているなど、そのポジションによって重さ、形が変わってくるために、本人の得意なプレーを鑑みて、グラブを選択する必要があります。