グラブに映える刺繍の文字の選び方
2016-4-6
野球をする人であれば持っている道具類に刺繍をしたりマジックを使って言葉を書き込むのは一般的となっています。バットやグラブ・帽子などその熱い想いや好きな言葉を入れることで試合や練習のたびにその言葉を胸に刻み込むのです。
グラブの場合には平裏部に刺繍を入れるのが一般的です。オーダーすればやってもらえます。デザイン面のかっこよさだけでなく、芯が硬くなり硬く頑丈なグラブに仕上がります。
高校によっては未成年者に過度のファッション性は必要ないからと刺繍の色やフォントなど細かく制限されているところもあります。しかしながら、そうでなければ、フォントも業者によってさまざまなものがあり、漢字だけでなく数字やローマ字で入れることも可能です。色もさまざまな色から選ぶことができます。
刺繍場所も平裏部だけでなくどこにでも入れることができます。
メーカーによっては一からオーダーでグラブを作ることもできます。表革の種類も手へのなじみ方や感触・見た目の高級感からさまざまなレザーの中から選べます。裏革も同様です。
表革の一部をメッシュ素材にすれば、普通のグラブよりも軽量化されます。メッシュ部分も色を選べばデザイン的にも違ってくるでしょう。ただ、内野手やミットの場合背面メッシュを選択することはできませんし、高校野球公式大会でも禁止されているので注意が必要です。複雑な文字を刺繍するなら裏革部分でないとメッシュ生地にはやりにくいです。
紐革を断面を白いものにするか表面と同じもの(芯通し)にするか、ヘリ革の種類をどうするか、ハミダシの部分を切りハミにするかパイピングハミダシにするかも選べます。
縫い糸のカラーも変えるとアクセントになるでしょう。ウェブのデザインやバックスタイルのデザイン・芯スタイルや芯の手巻き口方向などこだわればすべて人とは違ったものを選ぶことができ、世界に一つだけのマイグラブができあがるのです。
ただ注意しなければならないのは、高校野球においては用具に関してさまざまな使用制限がなされています。それに違反するものを使っていては公式戦に出ることができません。日本高等学校野球連盟のWebサイトを見れば詳しい制限内容について書かれているので、それを確認したうえで選ぶようにしましょう。
また中学硬式野球や軟式野球なども、高校野球に準じて制限がありますのでご注意ください。
野球用品には何かと規制も多いので、大人であっても社会人野球の公式戦に出るのであれば公式のルールを確認するようにしましょう。
オシャレさだけでなく使い勝手の良さも追求して自分なりのグラブを作りましょう。